最近、亡くなられた方にメッセージを伝えてほしい、

これこれこういうことを聞いて欲しい、という相談が時々あります。

藤原は生まれたときから死んでいた(*1)のが幸いして、

ある程度自由にあちらとこちらを行き来することができます。

いうほど簡単なことじゃないですけどね。

その方の写真と名前、生前身につけていたものを手にし、

お香を焚いて、あちらの世界に探しにいくのです。

たとえていうなら、水深の深い海にひたすら潜っていって、

目的とする人の意識を探すのです。

もし、その方が藤原の呼びかけにこたえてくれるなら、

言葉にならないイメージのカタチとして、その方の意識がこちらに流れてきます。

そのとき、藤原の体感している時間はわずか数秒〜数分です。

しかし現世では軽く30分とか経っているらしく、

回りの人はてっきり自分が熟睡していると思っているようです。

どうやらあちらとこちらでは時間の流れが全然違うみたいですね。

もちろん、出会えないこともあります。

ニセモノにつかまることもあります。

だから100%会えるわけではありませんし、

出会えるまでに何日も掛かることもあります。

いろいろな未練を残したまま行かなければならなかった人たちの

想いが大きすぎて、自分からあふれてしまい、

すべてを伝えきれないこともあります。

残してきた家族に「すまなかった」と伝えるのがすごくつらいこともあります。

普段、めったなことでは涙しないのに、このときばかりは亡くなった方とシンクロしてしまい、

思いっきり涙を流してしまうこともあります。

だいたいこれをやると2日くらいはへこみます

がっくりきます。

正直、いわないほうがいいことは伝えないこともあります。

いわないでくれ、と口止めされることもあります。

そういう想いを、自分の中にしまったままでいるのはかなりつらいです。

でも、それが自分の役目のひとつなのでしょう。

 

ご愁傷様。

*1
藤原は仮死状態で生まれたそうです。おぎゃあというまで、約6時間。
酸素吸入器をつけたまま、特殊ケースの中にいたそうです。 生まれながらにして死んでいた、このことが後に意味を持ってくるということは、
その事実を知った当時の自分には解りませんでした。
いまでこそ理解しましたけど。

 

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